3匹のケヅメリクガメと暮らす【ままむんば】のblog。動物と触れ合ったら手を洗いましょう。最低限の衛生管理をしましょう。それは人間の責任です。


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Title

【飛行機に乗って・・・】のTitleどおり、うちのカメさんは
アメリカから空輸されてニッポンにやってきたCBカメさん。

ケヅメだから、原産はアフリカの乾燥地帯。
でも、うちのカメさんは、生まれた所を知らない。


去年の9/23に近くのペットショップで出会った"むんば”は、ガラスケージに全身を擦るようにして
外を見ながら、「出して~出して~!」と言っているように見えた。
なんて元気なんだろーって思った。
そして、やっぱり誰にでもあるように、「目と目が合ってしまった」だよねぇ(笑)
その瞬間、めでたくうちへお迎えが決定しました(^。^)


でも。

むんばをお迎えする前に、いろいろネットでは調べてわかってはいたのだけれど
やっぱり例にもれず、むんばも体調を崩していたのだった。

カメさんを空輸するときってどんな状態で運ばれるか知ってる?

大概は、ダンボールに新聞類をつめて、数十匹をまとめてパッキング。
そして貨物用のカーゴで長時間のフライトを経て空港についさらに検疫に回される。。

飛行機は、大体2Gくらいの重力がかかるようだけど
(ちなみに、ジェットコースターで3G、関係ないけどF1で4G(笑))
人間が感じるGと、ベビーケヅメが感じるGはどのくらい違うのだろう。
車でちょっとスピードを出しただけでも、怖くてむんばは排泄してしまうけど
その恐怖は、どれほどのものだったんだろう。


普通、航空便の荷物でいわゆる物品であれば、4日くらいでアメリカから到着する。
でも、生体となれば、検疫で時間をとられ
受取人となる卸業者のもとへ行きつくまでにさらに閉じ込められた状態が続くのだと思う。

箱の中でごはんも水もなにもない状態、温度だってどれくらい低いんだろう。。。

実際に見た事はないから、断言は出来ないけれど
ひどい状況・扱われ方をしているのは間違いないみたいだ。



むんばはペットショップではとても元気にしてた。
そしてうちへ来てからも、小さな体でえさ皿をかかえるようにして
小松菜をバリバリ食べて、うんぴも小さいながらちゃんとした。

見た目では、「おぉ~、やっぱりケヅメちゃんだねぇ♪」という感じだったけど
なんか変だった。
何が変か、気づくまでにしばらくかかった。

おしっこをしない。してもほんのちょっとだけ。

体重が増えない。ずっと64gのまま。

そして健康診断でいった病院で、脱水症状を起こしているとの診断を受けた。
腎臓があまり動いてはいないのかもしれないと言われた。

人間でも、3分の2腎臓が機能を失えば、腎不全になる。人工透析をしなきゃいけない状態。

でも、甲長6センチのむんばの腎臓の大きさは、米粒くらいらしく
そこへ溜まっていく老廃物(クレアチニン)を出す方法は補液して
おしっこをさせていくようにする以外にないという。

うちから、カメさんを診察してくれるその病院までは
電車でも1時間を越えるし車でも同じくらいかかる。しかも季節は秋だった。

ベビーケヅメを頻繁に補液のために通院させることは
腎臓の治療とは逆にストレスや寒さのダメージを与えることにしかならないから
ビタミンD3入りの注射を2週間に1度打つためだけ通うことにして
点滴パックに入ったリンゲル液と10本のインスリン注射用の注射器をもらい、
うちで1日おきに注射をすることになった。

やり方は、先生に教わったけれど、注射針を腹甲側の手の付け根に刺すというのは
言葉では言い表せないものがあった。

注射針を刺されて痛いのは、むんばだし、つらいのもむんばだ。

でも、注射してる間のむんばはじっとしていた。
リンゲル液を注入すると、付け根が膨れる。
以前、私が入院したときに、造影剤を点滴パック1個分注入されたことがあるけど
あんなに痛くて、気持ちが悪くなるもんなんだろうかと考えた。

カメはつらくても痛くてもじっと耐えていると本で読んだけど、ホントその通りだった。

だから余計に、可哀想なのともっと早くなんとかしてやれなかったのかと
思って、私がわんわん泣いていた。

ぱぱむんばは、そんな私を見て、「注射打つの、代わろうか?」と言ってくれたけれど
カメさんをお迎えしたいと言ったのは自分だし、これからむんばを育てて行く過程で
もっと色々なことがあるかも知れない。
だから、むんばの体が治るまで自分でやろうと思った。


その後、大量の尿酸玉を出しつづけながら、2ヵ月後には少しずつ
体重が増えて来た。
これならもう大丈夫と先生から無罪放免のお達しを受けて
注射生活が終わった。


こうしている今も、どこかの空港の倉庫で
じっと出れるのを待っているカメさんがいるのかも知れない。
その間に、少しずつ、体調を崩しているかもしれない。

飛行機に乗って来たむんばとモグに出会えたことは、私にとってとても幸せなこと。

でも、もうカメさんは日本にいっぱいいるよ。
国内で、新しい命を誕生させ迎えることは出来ないのかと思う。



余談なのだけど、うちではむんばの体重が倍になるごとに
フルーツでお祝いすることにしている^^;
64g→128g→256g→512g。。。bit数で考えればいいので分りやすい(笑)

今は800g前後だから、次回は1024g。
そのころには、むんばの大好きなイチゴ(栃乙女が大好きw)が安くなってるから
内臓悪くしない程度にあげて、またお祝いしてあげようと思ってる。
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by moonba-moogle | 2004-11-21 00:45 | Kame-log