3匹のケヅメリクガメと暮らす【ままむんば】のblog。動物と触れ合ったら手を洗いましょう。最低限の衛生管理をしましょう。それは人間の責任です。


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Moogle(モグ)

10/10の土曜日、紫外線ライト(レプティサン)を買いに
むんばがいたペットショップへ行った。

正直、今はペットショップが嫌いだ。
前回、ライトを買いに来たときもヘルマンのベビーちゃんがいて
「うー、かわえぇ♪」と思ったのと同時に
水入れも入ってないガラスケージを見て悲しくなったからだ。

店員さんに、「あのー、水入れ置いてあげないんですか?」と言ったら
嫌な顔されたし、でも弱ってないか心配で「このこ見せて」とまた言ったら
クレームをつける客だと思われたらしく
「この子はまだ売りたくありません!まだ調整中です!」(原文ままw)
と言い放たれていたからだ。
(あのヘルマンちゃん、良い飼主さんのとこへ行ってたらいいなぁ)

でも、今日、紫外線ライト買っておかないとまずいと思っていたので
休日でダレていたぱぱむんばを引きずり、あの忌まわしいショップへ向かった。

ヘルマンちゃんを見たときから、半年以上過ぎていて
店内のレイアウトが変わっていて、ほとんど熱帯魚関係が占め
リクガメ、いや、爬虫類のコーナーが半分に縮小されていた。
いるリクガメの種類も3種類。ホシ、ギリシャ、そしてケヅメ。
しかもむんばの時と同じようにケヅメだけセール中。

「( ゚o゚)ハッ!」
ガラスケージに薄くひかれたカルシサンドの床材の上に
砂が潰れて粉まみれになっている小さなケヅメが1匹
すみっこでじっと目を閉じていた。アタマも口の周りも
なんだか黒くて汚くなっていた。

爪楊枝みたいな足をでろーんと伸ばしていた。
明らかにやばい、と思った。

でも、むんばの時のことがアタマをよぎり、咄嗟に思ったことは『まだ、間に合う』だった。
えさ皿に少しだけひからびた野菜が残ってたので、水分はとっているかも知れない。
だったらかろうじて体調は崩してないんじゃないか。
(むんばの時は、リクガメフードがひからびていた)

だけど、現実問題として
 ○デカくなるケヅメを2匹も健康にそだてられるのか
 ○餌代は捻出していけるのか
 ○2匹にそれなりのスペースは確保してやれるのか
 ○むんばでずいぶん通った動物病院。今度も通うことになるだろうが会社をまた何度も休めるのか
 ○何より、むんばがストレスを感じないか
と、その場で考えた。

で。むんばをお迎えするときもそうだったが、ペットショップへ来ると
用事が済んだら即帰ればいいものを「休憩!」と称して
近くのファミレスへ行くのである。
要は、脳みそ冷却時間を設けるためである。

さっき考えたことを、もう一回考える。
でもその時ぱぱむんばと出した答えはNoだった。
経済的にもそうだけど、やっぱり多頭飼はよくないのではないかというのが結論だった。
後ろ髪を引かれる思いだったけど、家へ帰った。


でもねー。
いつもはぐったりで即寝れる私が、あのケヅメちゃんが気になって眠れなかった。(でも寝たけどねw)
朝になってもやっぱり気にかかる。
昼になっても、日が落ち始めても。

夕方になって、ぱぱむんばに言って見た。
これからもっと私も働くから、ぱぱむんばもガンガン働いてくれ、で、家を買おうと。

ぱぱむんばは、決して良い顔はしなかったけれど
むんばが来た当時に使っていたガラスケージを洗って置くと言ってくれた。

その言葉を聞いて、急いでケヅメちゃんがいるショップへ向かった。

もしいなかったら、きっと「いい飼主さんが現れた」のだろうから
あきらめようと思ったけれど、なぜか、絶対うちへ来るんだと信じきっていた。


ショップへ入って、まっすぐケヅメちゃんの所へ行くと
昨日とまったく同じ格好ですみっこにいた。
なんて弱弱しくて無抵抗なんだろう。
この小さい命を守りたかった。
もう一分も待てないと思って、近くにいた店員に「この子見せて」と頼む。

一応、今までどんな状況だったかを聞いて見るが
売れ残ったケヅメのこと、悪く言って売り逃すわけもなく、
体調は良い、餌食いも良い、と並べ立てる。

店員の手の上に乗せられたケヅメちゃんは、よほど怖かったらしく
足を引っ込めて箱になってしまった。
どこがいいんだ、様子見ればわかるだろうと思っていたら
「顔もちゃんと見たいですよね?温浴させて見ましょうか?」という。

顔は昨日からさんざん見ているからかまわないが、今まであんな乾燥し過ぎた
ガラスケージに入れられていたし、とりあえず水分補給してほしかったので
温浴を頼んだ。

そして、信じられないことが目の前で起きた。

温水の出る水道で水温を確認し、プラスティックケースに注ぐ。
一回、プラケを洗ってまたじゃーっと注ぐ。
水深は10cmくらい貯まった。
そうか2回洗ってくれんのか。そうだよな、それ、金魚とかを入れてるプラケだもんな-------------


でもその店員は、水深10センチのプラケに
甲高3センチにも満たないケヅメを放り込んだ。
数十グラムしかない体が、ぷか~っとお湯の中を漂う。

ちょっと!おぼれてる!やめてください!と言ったけど
その店員は、「いいんですよ、こうやって苦しくなったら顔出しますから」
そう言って、でへへへ、でへへと変な笑いをする。

いいからやめてください!このこ、連れて帰りますから!と言って
プラケから出してもらうまで、1分はあったかも知れない。

急いで体を拭いてもらい、うちに無い飼育用品を(店内から)持ってくるから
その間に、そのケヅメを箱に入れてくれと言って
すぐさま、紫外線ライトとサーモを取りに行きレジへ向かう。
支払いして、このままバスで連れて帰って風邪を引かせたらまずいので
タクシーを呼んでもらい、ケヅメちゃんが入った箱を
自分が着てきたカーディガンで包んだ。
もう秋だというのに、このショップはホッカイロもつけてくれない。

タクシーに乗ってから、急に泣けてきた。
安心したのと、あの店員殴ってやればよかったという後悔とで
腹立ちながらまた目に涙が溜まった。

ケヅメのことになると、私、涙腺弱いんだよねー^^;


それから、帰ってすぐ小松菜をあげたらちゃんと食べたので
その日はそれで寝かせる。
もう一回温浴して、出来れば排泄もして欲しかったけど
もう、ケヅメちゃんも疲れきっていると思った。

そして一回だけ、電気を消す前に
そのケヅメちゃんにつけた名前を声を出して呼んでみた。
『モグ』
実はもう前から決めていた。
2匹目をお迎えしたらつけようと思っていた。

ぱぱむんばとは、今日(10/11)は大安吉日だし
いいことあるよってことで、大ちゃんというのもあったのだが
FF信者の私は『モーグリ(Moogle)』を譲りたくなかったのだよ。

でも、とりあえず安心したのでその日はぐっすり寝れた。

あとで分ったことだけれど、モグの大の字でろーんは
狭いケージで過ごしていて歩いたことがあまりないからのようだった。
今では、足も爪楊枝から小枝くらいになったので
ちゃんと卍寝してぴんっと伸ばして寝てる(^ー^)

その後、むんばのかかりつけの先生の所に行って
健康診断も受けた。
経緯を話してみると、ひとこと、
「これから大変ですねぇ。。。でも、ゆっくり育ててあげてくださいね」と言われた。

さぁ、もっと頑張って働かなきゃいけない。
うちに来てくれたモグのためにも、健康に育ててあげなきゃいけない。
責任、重いよね^^;


ひどい尿酸だしまくり状態だったけど
水分を多くあげるようにして尿酸玉も治まった。

検便もして特に問題もなかったので
今ではお休みの日に数十分だけ、むんばと一緒に
特製ビニールカバー網戸ごしに日光浴をさせている。
(後日、ぱぱむんばが写真をアップします(笑))
あとは、ゆっくり鼻炎を治すだけだ。(点鼻薬もすっと吸ってくれるいい子です^^)

来てからしばらくは、モグは顔を見られると
ぎゅっと目をつぶっていた。
ショップにいる間、どれだけの人がこの子を
ガラス越しに眺めていたんだろう。
じっとしてれば、このカメ動かないよとか言われて
ガラスをコンコン叩かれていたのかも知れない。

それも最近、少なくなってきた。
モグにとって、うちがもっともっと安住の場所になれるように。
それが今の所の課題です。
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by moonba-moogle | 2004-11-21 03:57 | Kame-log