結局病院へ【むんばの爪2】
2005年 11月 15日
さてさて。
昨日の日曜日の午前中、むんばの爪きりにチャレンジした。
まずは、むんばの伸びた爪の状態。けっこうひねってる。
光に透かすと、神経(血管)がくっきり。
とうとう使う日が来た小動物用爪きり。挟む部分が輪になって、外れないという優れもの。
危機を察知したのか、逃げるむんばをひっくり返す。
こうしないと、手を引っ込められちゃうし、なによりじっとしててはもらえない。
神経の3ミリほど下を挟んで、いざ。
ぱち!めりっ!
爪がものすごく固い。
うわー、いやな音だなぁと思いつつも何とか1本目を切る。
神経までは2ミリ近く離れているところを切れた。とりあえず成功。
しかし、むんばは余程怖かったらしくひっくり返された状態でおもらしをする。(尿酸つき)
でも、1本だけ極端に短い今の状態でやめるわけにはいかない。
紙おむつをつけ、再度挑む。
そして2本目もぱちん!と切れた。
一応、切った爪の様子も見るかと、切り口を見たら
なんと切り口から爪の芯に向かって、ヒビが入りうっすらと出血が・・・
むんばの血を見るのは2回目。
1回目は、腎臓疾患で補液をしたとき。
1日おきの補液をしなければいけなかったのだが、そんな頻繁に通院させることも出来ず
人間用のインスリン注射器をもらって、ままむんばがむんばに注射していた。
そのとき、うまく針が入らず、注射針でむんばのウロコを傷つけてしまったことがあった。
あれから2年・・・
それでも血を見るとさすがにうろたえて、かかりつけの先生に電話をした。
呼び出し音を聞きながら、やっぱり最初から病院で切ってもらえばよかったと後悔しきり。
が。気が付いたら診療時間は終わっていた。だから誰も出なかった(T^T)
仕方ないので、近所のペットショップに片っ端から電話をし「クイック・ストップ(止血剤)」がないか問い合わせた。
でも、そんなもの買いに来るやつはほとんどいないらしく、どこも欠品だった。
聞けば、メーカー欠品とのことで入荷待ちだと言う。
探してもらったお礼を言い、さてどうしようかと落ち着いて考えたら、答えはあっさり見つかる。
動物病院で買えばいいじゃないか。
なんでまずそこに気がつけなかったのだろう。
クイック・ストップは「カメ専用の止血剤」ではなくて、「動物用止血剤」なのだから
病院で買えば済むことだ。
さっそく104で、近所の犬猫病院の番号を聞き電話をしてみたら
あっさり売ってもらえることに(笑)
チャリを漕ぐこと3分。
めでたく黄色の止血剤を買うことができた。
ついでに、リクガメの爪を切ってはもらえないかと聞いてみたら
午後は休診ですとあっさり断られる。
まぁ、爪きりだもんな。緊急のものではないからそれも仕方ない。
とりあえずチャリで3分の距離でクイック・ストップを売ってもらえただけでも感謝だ。
急いでヒビの入った爪に振りかけ、一息つく。
傍らのむんばを見ると、怖くてへたったままだった。
確かにこわいよな。ひっくり返されたあげく爪だけをつかまれてぱちん!なんて大きな音がしたのだから。
とりあえず、ままむんばの足の上に乗せ、むんばの甲羅をさすった。
リラックスすると、両前肢が伸びてくるのでそれまで待ってみた。
へこむむんば。
肢が伸びてよくよく爪を見てみると、2本だけ極端に短い。
今日は日曜日。
来週の土曜日まで会社は休めないし、やっぱりこのままにしておくのは歩きづらいよな。
そしてまた104へ電話する。
近所で日曜の午後も診察してくれる病院を探すのだ。
しかし結果は、1件もなかった。
正確に言うと、緊急以外の診察は午後休診だ。
うちの近所には、犬猫動物病院しかない。
さっきの病院でついでに「カメを診察してもらえるか」を聞いたら
「まぁ、とりあえず出来ますよ」と言っていた。
この「とりあえず」がクセモノだったりするのは、カメを育ててる誰もが身にしみていると思うのだが
たぶん、診察は出来ても、それは多分、数回の診察経験しかもっていないのだと思う。
だって、2カメを診察してくれている先生は、毎日何匹ものカメさんの診察をしているけど
そこの看板は「犬・猫」の表示しかなかった。
書いていなければ患者も多くはこないだろうから、診察経験も少ないはずだ。
でも、カメさんを育てている家庭の数と犬や猫を育てている家庭の数を比較するだけ無駄だよな;;
そう自分に言い聞かせ、ネットで「小動物を診察できる病院」を探す。
ラッキーなことに、すぐに見つかりむんばを連れて行くことにした。
そこは「ウサギを診察できる病院」
もちろん犬・猫がメインなのだが、ウサギさんを診れて対応も丁寧との口コミがあった。
半年ぶりに特大ジェルタイプホッカイロをチンして暖めキャリーに敷き
バスタオルにむんばをくるんで入れて出発。
車で30分ほどで到着し、受付を済ませる。
そして。
なんと問診表を渡された。
カメに問診表?とびっくりしたものの、それは「カメしか育ててない私の感覚」と思いなおす。
犬や猫(たぶん、ウサギも)にはこうして問診表を渡すのだなぁ。
初めて知った。
飼主の名前や連絡先・種類などを記入してペンが止まった。
「性格はどれにあてはまりますか?」
優しい・怒りっぽい・おとなしい・おだやか・・・・・
(確か6つあった気がしたのだが忘れてしまった;;)
うーーん。
「種類」の項目にはケヅメと書いたが、性格か。
っていうか、カメさんでも書いていいのかと思いつつ、しっかり「優しい・おだやか」に○をしておいた(笑)
だってホントだもんね(笑)
既往歴・投薬アレルギーなどもあったが、今回は単なる爪切りだし
万一でも、病気での診察をお願いすることはないのでそこは空欄のまま出した。
(もちろん看護士のおねーさんも意義はなかったらしく、そのまま受け取っていた)
で、診察を受け、そのまま爪を切ることに。
診察を受けたところが診察室なハズだったが、なぜかむんばは奥に連れて行かれた。
ガラス越しに奥の診察台を眺めていると、2人がかりで爪を切られるむんばが;;
この間3分。
いやぁ、早い。連れて来て正解だった。
そして切った後を見せてもらうと、ほかの2本もヒビが入り出血したが
まぁ、問題はないでしょうとのこと。
特に止血剤をつける必要もないし、そのままでいいですよと言われる。
爪が伸びすぎると、中に通っている神経も同時に伸びてしまう。
だから爪はある程度伸びたら、少しずつ切って(削って)やると
神経も短くなっていくんだそうだ。
むんばは3本の爪の神経が伸びすぎてしまっていたらしい。
。。。でも、話しを聞きながらここでちょっぴり思ったことがある。
さっき必死にチャリを漕いで買いに行ったクイック・ストップの意味は?
そりゃあニンゲンが切り傷作っても、放っておけば傷口に血小板が集まって凝固して血も止まるだろうが
でも、でもよ?
とりあえず血が滲んでるんだからさ、止めない?血・・・
うちに帰っても止血剤使わなくていいってことだよね?
あぁ、クイック・ストップ2730円・・・・・ (((´・ω・`)
そしてお会計。
施術費用税込み1050円。
ちなみにお金を払って、受付のおねーさんがくれたのはレシートのみ。
あれ?診察券は?
と思ったが、まぁいいや。
帰ったらむんばも何か食べたいだろうから、むんばを連れたまま葉つき大根と葉つきのカブを買う。
そして帰宅してチンしたかぼちゃと大根・カブの葉をふがふが言いながら食べるむんば。
よっぽど怖くてストレスが溜まったらしく、その様子はやけ食いだった。
かっ込みすぎて、大根葉の茎の水分が鼻から逆流してしまったので
むんばを抱えあげ食べるのを止めたら、途端に鼻を激しくふんふん鳴らす。
もうそれ以上食べようとはしないところをみると、やっぱりやけ食いだったかも(笑)
でもむんばには可哀想だったけど、大きい体を支えなきゃいけない大事な爪のことなので
ガマンしてくれよ。。。
そして切った爪の中。血はすでに止まっている。
今回教わったのだが、大きくなったケヅメの爪はもうニッパーで一気に切るしかないそうだ。
爪が固いので、小動物用の歯が円状になっているものだと一気に爪をカットするするための力が入りにくくなる。
そして中途半端に力が加わると、爪の芯へのヒビが大きくなってしまうらしい。
なので、↑の小動物用爪切りは、モグが1kgになるころまでしか使えないかも。
昨日の日曜日の午前中、むんばの爪きりにチャレンジした。
まずは、むんばの伸びた爪の状態。けっこうひねってる。
光に透かすと、神経(血管)がくっきり。
とうとう使う日が来た小動物用爪きり。挟む部分が輪になって、外れないという優れもの。
危機を察知したのか、逃げるむんばをひっくり返す。
こうしないと、手を引っ込められちゃうし、なによりじっとしててはもらえない。
神経の3ミリほど下を挟んで、いざ。
ぱち!めりっ!
爪がものすごく固い。
うわー、いやな音だなぁと思いつつも何とか1本目を切る。
神経までは2ミリ近く離れているところを切れた。とりあえず成功。
しかし、むんばは余程怖かったらしくひっくり返された状態でおもらしをする。(尿酸つき)
でも、1本だけ極端に短い今の状態でやめるわけにはいかない。
紙おむつをつけ、再度挑む。
そして2本目もぱちん!と切れた。
一応、切った爪の様子も見るかと、切り口を見たら
なんと切り口から爪の芯に向かって、ヒビが入りうっすらと出血が・・・
むんばの血を見るのは2回目。
1回目は、腎臓疾患で補液をしたとき。
1日おきの補液をしなければいけなかったのだが、そんな頻繁に通院させることも出来ず
人間用のインスリン注射器をもらって、ままむんばがむんばに注射していた。
そのとき、うまく針が入らず、注射針でむんばのウロコを傷つけてしまったことがあった。
あれから2年・・・
それでも血を見るとさすがにうろたえて、かかりつけの先生に電話をした。
呼び出し音を聞きながら、やっぱり最初から病院で切ってもらえばよかったと後悔しきり。
が。気が付いたら診療時間は終わっていた。だから誰も出なかった(T^T)
仕方ないので、近所のペットショップに片っ端から電話をし「クイック・ストップ(止血剤)」がないか問い合わせた。
でも、そんなもの買いに来るやつはほとんどいないらしく、どこも欠品だった。
聞けば、メーカー欠品とのことで入荷待ちだと言う。
探してもらったお礼を言い、さてどうしようかと落ち着いて考えたら、答えはあっさり見つかる。
動物病院で買えばいいじゃないか。
なんでまずそこに気がつけなかったのだろう。
クイック・ストップは「カメ専用の止血剤」ではなくて、「動物用止血剤」なのだから
病院で買えば済むことだ。
さっそく104で、近所の犬猫病院の番号を聞き電話をしてみたら
あっさり売ってもらえることに(笑)
チャリを漕ぐこと3分。
めでたく黄色の止血剤を買うことができた。
ついでに、リクガメの爪を切ってはもらえないかと聞いてみたら
午後は休診ですとあっさり断られる。
まぁ、爪きりだもんな。緊急のものではないからそれも仕方ない。
とりあえずチャリで3分の距離でクイック・ストップを売ってもらえただけでも感謝だ。
急いでヒビの入った爪に振りかけ、一息つく。
傍らのむんばを見ると、怖くてへたったままだった。
確かにこわいよな。ひっくり返されたあげく爪だけをつかまれてぱちん!なんて大きな音がしたのだから。
とりあえず、ままむんばの足の上に乗せ、むんばの甲羅をさすった。
リラックスすると、両前肢が伸びてくるのでそれまで待ってみた。
へこむむんば。
肢が伸びてよくよく爪を見てみると、2本だけ極端に短い。
今日は日曜日。
来週の土曜日まで会社は休めないし、やっぱりこのままにしておくのは歩きづらいよな。
そしてまた104へ電話する。
近所で日曜の午後も診察してくれる病院を探すのだ。
しかし結果は、1件もなかった。
正確に言うと、緊急以外の診察は午後休診だ。
うちの近所には、犬猫動物病院しかない。
さっきの病院でついでに「カメを診察してもらえるか」を聞いたら
「まぁ、とりあえず出来ますよ」と言っていた。
この「とりあえず」がクセモノだったりするのは、カメを育ててる誰もが身にしみていると思うのだが
たぶん、診察は出来ても、それは多分、数回の診察経験しかもっていないのだと思う。
だって、2カメを診察してくれている先生は、毎日何匹ものカメさんの診察をしているけど
そこの看板は「犬・猫」の表示しかなかった。
書いていなければ患者も多くはこないだろうから、診察経験も少ないはずだ。
でも、カメさんを育てている家庭の数と犬や猫を育てている家庭の数を比較するだけ無駄だよな;;
そう自分に言い聞かせ、ネットで「小動物を診察できる病院」を探す。
ラッキーなことに、すぐに見つかりむんばを連れて行くことにした。
そこは「ウサギを診察できる病院」
もちろん犬・猫がメインなのだが、ウサギさんを診れて対応も丁寧との口コミがあった。
半年ぶりに特大ジェルタイプホッカイロをチンして暖めキャリーに敷き
バスタオルにむんばをくるんで入れて出発。
車で30分ほどで到着し、受付を済ませる。
そして。
なんと問診表を渡された。
カメに問診表?とびっくりしたものの、それは「カメしか育ててない私の感覚」と思いなおす。
犬や猫(たぶん、ウサギも)にはこうして問診表を渡すのだなぁ。
初めて知った。
飼主の名前や連絡先・種類などを記入してペンが止まった。
「性格はどれにあてはまりますか?」
優しい・怒りっぽい・おとなしい・おだやか・・・・・
(確か6つあった気がしたのだが忘れてしまった;;)
うーーん。
「種類」の項目にはケヅメと書いたが、性格か。
っていうか、カメさんでも書いていいのかと思いつつ、しっかり「優しい・おだやか」に○をしておいた(笑)
だってホントだもんね(笑)
既往歴・投薬アレルギーなどもあったが、今回は単なる爪切りだし
万一でも、病気での診察をお願いすることはないのでそこは空欄のまま出した。
(もちろん看護士のおねーさんも意義はなかったらしく、そのまま受け取っていた)
で、診察を受け、そのまま爪を切ることに。
診察を受けたところが診察室なハズだったが、なぜかむんばは奥に連れて行かれた。
ガラス越しに奥の診察台を眺めていると、2人がかりで爪を切られるむんばが;;
この間3分。
いやぁ、早い。連れて来て正解だった。
そして切った後を見せてもらうと、ほかの2本もヒビが入り出血したが
まぁ、問題はないでしょうとのこと。
特に止血剤をつける必要もないし、そのままでいいですよと言われる。
爪が伸びすぎると、中に通っている神経も同時に伸びてしまう。
だから爪はある程度伸びたら、少しずつ切って(削って)やると
神経も短くなっていくんだそうだ。
むんばは3本の爪の神経が伸びすぎてしまっていたらしい。
。。。でも、話しを聞きながらここでちょっぴり思ったことがある。
さっき必死にチャリを漕いで買いに行ったクイック・ストップの意味は?
そりゃあニンゲンが切り傷作っても、放っておけば傷口に血小板が集まって凝固して血も止まるだろうが
でも、でもよ?
とりあえず血が滲んでるんだからさ、止めない?血・・・
うちに帰っても止血剤使わなくていいってことだよね?
あぁ、クイック・ストップ2730円・・・・・ (((´・ω・`)
そしてお会計。
施術費用税込み1050円。
ちなみにお金を払って、受付のおねーさんがくれたのはレシートのみ。
あれ?診察券は?
と思ったが、まぁいいや。
帰ったらむんばも何か食べたいだろうから、むんばを連れたまま葉つき大根と葉つきのカブを買う。
そして帰宅してチンしたかぼちゃと大根・カブの葉をふがふが言いながら食べるむんば。
よっぽど怖くてストレスが溜まったらしく、その様子はやけ食いだった。
かっ込みすぎて、大根葉の茎の水分が鼻から逆流してしまったので
むんばを抱えあげ食べるのを止めたら、途端に鼻を激しくふんふん鳴らす。
もうそれ以上食べようとはしないところをみると、やっぱりやけ食いだったかも(笑)
でもむんばには可哀想だったけど、大きい体を支えなきゃいけない大事な爪のことなので
ガマンしてくれよ。。。
そして切った爪の中。血はすでに止まっている。
今回教わったのだが、大きくなったケヅメの爪はもうニッパーで一気に切るしかないそうだ。
爪が固いので、小動物用の歯が円状になっているものだと一気に爪をカットするするための力が入りにくくなる。
そして中途半端に力が加わると、爪の芯へのヒビが大きくなってしまうらしい。
なので、↑の小動物用爪切りは、モグが1kgになるころまでしか使えないかも。
by moonba-moogle
| 2005-11-15 01:59
| カメさんの健康