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3匹のケヅメリクガメと暮らす【ままむんば】のblog。動物と触れ合ったら手を洗いましょう。最低限の衛生管理をしましょう。それは人間の責任です。


by moonba-moogle
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最後まで責任持って育てましょう。

推定年齢250歳のカメが死亡 インド | Excite エキサイト

[コルカタ(インド) 23日 ロイター] 推定250歳のアルダブラゾウガメが肝不全のためコルカタの動物園で死亡した、とインドの政府当局が木曜日に発表した。

西ベンガル州のバーマン森林相によると、このカメは18世紀中ごろに英領インドの樹立に貢献した英国軍人、ロバート・クライブ氏のペットだったという。

地元関係者らはこのカメをベンガル語で唯一無二を意味する「アドワイチャ」との愛称で呼んでおり、世界最高齢のカメだと主張していた。しかし、その主張を証明する科学的根拠は何一つ提示されていない。

「記録には、アドワイチャは東インド会社のロバート・クライブ氏のペットだったと書かれている。数年間クライブ氏がペットとして飼育していたが、約130年前に動物園に持ち込まれたとされている」とバーマン氏。

さらに氏は「150歳以上であることを示す証拠はあるが、他の様々な文書などから250歳以上であると考えられる」と述べた。

また、アドワイチャは英国の水夫がセーシェル諸島から持ち込んで、クライブ氏にプレゼントしたものだという。

動物園関係者の1人は木曜日、「今日は私達にとって、とても悲しい日です。大変さみしく思います」と語った。

野生のアルダブラゾウガメはインド洋セーシェル諸島のアルダブラ島に生息している。その体重は平均約120キロだという。カメは100歳以上まで生き、全ての動物の中で一番長生きすると信じられている


◎写真はこちら(Yahoo写真ニュース)


以前にオーストラリアのガラパゴスゾウガメの「ハリエット」(175歳)がギネスに認定されているご長寿ガメさんと読んだのだけど、それより長生きさんがいたのか;;

その「ハリエット」も「アドワイチャ」も正確なことは結局わからないのだろうけど
どちらにしろ、カメは長生きってことだ。

しかし、この「クライブさん」、アルダブラを数年で動物園に引き渡したそうだが
今の世の中なら間違いなく「無責任」と言われるだろうな。
でかくなることが分って育てたのに、自分の手に負えないからというのは
いつの時代でも同じなのか。

そんな穿った見方をしてしまうほど、現代のカメさんの置かれている状況は悲惨だと思う。


カメは長生き。
排泄のお世話も大変。
そのカメに合った温度と湿度の管理も必要。
ニンゲンよりも食費も光熱費もかかる。
まして、自分から歩いてもらって移動するのは無理だから、何をするにも飼主が数十キロの体を持ち上げて世話をしなきゃいけない。
これが水棲カメなら、日々の水換えだってある。
(水はいつも透明にしててあげてください・・・)

一見、良いとこなしで大変なんだけど、ほんとに大変。
カメは丈夫っていうけれど、お世話の仕方が悪ければいつも元気でいるわけもない。

今、育て始めたら数十年一緒にいることを想像出来るなら
こんなのんびりしててかわいい動物もいないと思うので、お迎えしてもらたいけど・・・

爬虫類ゆえに、嫌いな人だっている。

自分の人生のターニングポイントに、必ずカメが一緒にいることを
考えるのが困難なら、お迎えはやめてください。
4月公開の「ガメラ」に出てくる、小さいかわいいケヅメの姿は、たった1年程度。
それから5年先は、ずっしりどっしりの巨大カメになる。


日本は世界でも類を見ないカメ好きな国だけど
こういう話はあんまり聞かない。

知人で、ホルスフィールドが御年28歳というのみ。

どうやって育てたの?って聞いたら
簡素な生活!と言われたけど、ほんとそうなのかもしれないな。
(ちなみに最近はペットとしてのリクガメでは高齢になってきたので、お部屋の中でぬくぬくだそうで、その人のご両親が溺愛してるそうだ)
by moonba-moogle | 2006-03-25 17:36 | News!