セスキ酸ソーダでお洗濯
2006年 08月 10日
エキサイトのアクセス解析モドキでポンと上がってきた検索ワードがあった。
(なぜモドキかというと、ホストはわかんないから(笑)ま、Page viewが分れば十分です)
「セスキ酸ソーダ」(アルカリウォッシュ)
セスキ酸ソーダとは、炭酸ナトリウムと重曹の混合物です。
これはアルカリ成分で出来ているので、酸性の汚れに対して、分解する性質を持ってます。
詳しくは↓のページをご覧頂くとして・・・
石けん百科
おそらく、検索したみなさんが知りたい
使用感と洗いあがりの効果について書こうと思います。
まず、汚れ落ち。
汗をかいた時に着た衣類を当日、もしくは翌朝に洗うのであれば
セスキ酸ソーダだけで十分です。ちゃんと落ちます。
頑固なエリの汚れ、手首部分の皮脂が酸化した部分には
1%水溶液を汚れ部分にスプレーしてから洗うと落ちるそうです。
アルカリウォッシュ製造元の「地の塩社」によれば、水500mlに対して5gの
セスキ酸ソーダ(アルカリウォッシュ)を溶かしたものをスプレー・・・と書いてありますが
うちのダンナはとにかく汗っかきで、1日着ただけでYシャツの首周りが
黒ずむので、10%水溶液でスプレーしてます。
5分ほど経つと、酸化した皮脂がアルカリ成分と中和して汚れが消えかかります。
そして、さらにアルカリウォッシュ入りの(水30lに対して大さじ2杯)の洗濯機へ入れ普通にお洗濯します。
こうすると、すっきり落ちます。
・・・で、何でもそうだと思うのですが、メリットもあればデメリットもあるのです。
真っ白のYシャツだと、スプレーした後、エリをこすり合わせて洗わないと
黄ばみが残ります。
なので、もしこすり洗いで生地の痛みを心配される場合は、100円ショップかなんかで
爪ブラシを買ってきて、エリやソデをこすってから洗うと落ちると思います。
ちなみに、インナーシャツなどの綿シャツも同じようにすると落ちます。
ただし、合成洗剤のようにいわゆる漂白剤配合ではありませんので
CMのような真っ白!を求めることは出来ません。
もとの生地の色、になるだけなのをお忘れなく。。。
多分、セスキ酸ソーダを検索される方は、環境問題やアトピーなどの皮膚炎に
関心をもたれていると思います。
ですので、真っ白を求めるがゆえに、ここで普通の漂白剤を使ってしまったら
同じ事になってしまいます。
その場合は、塩素系ではなく酸素系の漂白剤を薄めに使うのも
ひとつの方法だと思います。
これは、塩素のように即効性はありませんが、一晩付け置きするだけで
塩素系と同じ効果が得られます。
セスキ酸ソーダを部分的にスプレーして5分、酸素系の漂白薄め液に一晩付け置き・・・
こうして、翌朝、セスキ酸ソーダだけでお洗濯すれば、ほぼ真っ白になります。
ちなみに・・・私は会社勤めをしているので、平日の洗濯は専ら夜です。
当然ながら夜干しです。
↑に書いたようなことは、わかってはいるのですが、とにかく疲れてめんどくさい。
なので、ダンナには「真っ白のYシャツ」は買いません(笑)
まぁ、歳も歳ですし(30代中盤)真っ白着なきゃ会社に行けないってこともありません。
Yシャツを買うときは、薄めの色合いのカラーシャツを選んでもらっています。
これで、かなり洗濯の手間が省けてるのは言うまでもありません(笑)
(でも、スプレーはちゃんとしてるのでエリ汚れはちゃんと落としてます、念のため(笑))
ついでに言ってしまうと、私は洗濯はソコソコ好きでも
アイロンが大嫌い。
理由はもちろん、めんどくさい。
なので、東洋紡の形状記憶Yシャツを愛用してます。
(通販のニッセンで売ってます)
これ、いいですよー。
汚れも落ち易いし、生地も強い。本当にシワになりにくいです。
汗かきサラリーマンの強い見方です。
私は、Yシャツだけまとめ洗いして、すすぎ→脱水が終わった後
もう一度Yシャツが洗濯層の中でひたひたになるくらいの水を入れ、またびしょびしょにします。
んで、今度は脱水を30秒だけかけます。
そうすると、水滴が落ちない程度にしか脱水されないわけですが
そのままハンガーにかけて干せば、ぴんと張ったYシャツが戻ってきます。
(やっぱりね、形状記憶シャツと言っても、洗濯機の自動脱水5分の前では、シワシワで効果は期待出来ませんな(笑)それが実感です)
・・・話がそれましたが^^;
合成洗剤ではなく、セスキ酸ソーダや重曹を使うのは
ひとえにその分解率の高さと安全性です。
合成洗剤が全て悪ではありませんが、環境を脅かす存在であることだけは事実です。
それならば、少しの工夫で、肌に対しても河川に対しても
より負担の少ないものを選んで使っていくのがいいと思いませんか?
我が家の場合で言えば、私有地であるがゆえに
下水未施設のうちの居住地のトイレを除く排水は真下のどぶ川にたれ流しです。
そしてすぐ近くの大きな河川に流れ込みます。
途中で下水処理場が取水して、汚れを取り除き、また河に戻していますが
その河がきれいかと問われれば、否、です。
河には鯉が放たれていますが、よくもがいていたり死んでいたりする所を見かけます。
無理やり、河がきれいだとニンゲンに思わせるために動物が犠牲になります。
そして、その水は、江ノ島海岸に流れ着きます。
そこで海水浴をしている人たち、これを知ったらどう思うんだろう・・・といつも思います。
セスキ酸ソーダにしろ、酸素系漂白剤(過炭酸ソーダ)にしろ少しの時間で水と酸素に分解します。
また、合成洗剤に含まれる酵素やゼオライトは肌のかゆみの原因になったりもします。
人が便利だと思うものは、環境や人体への影響があったりします。
しかしながら、この現代で、それを全てやめることも出来ません。
そんな時、ニンゲンは治癒を求めて対処療法に走りますが
そうではなく、根本的なところから改善していくほうが得策ではないでしょうか。
根本が解決していなかったら、いくら薬を塗っても飲んでも、その場しのぎにしかなりません。
少しの「手間」ではなく、「工夫」で人体への危険や環境負荷を減らせるのなら
それほどいいことはないように思います。
合成洗剤に限らず、強い化学製品を使うことに
耐性の有る人はいいかもしれませんが、それによって苦しんだり不快な思いを
している人もいます。
環境に負荷を与えないものは、得てしてニンゲンに対しての負荷も少ないはずです。
環境とニンゲンのつながりを断ち切ることが出来ない以上、
真剣に考え、やってみる価値のあることだと思っています。
(なぜモドキかというと、ホストはわかんないから(笑)ま、Page viewが分れば十分です)
「セスキ酸ソーダ」(アルカリウォッシュ)
セスキ酸ソーダとは、炭酸ナトリウムと重曹の混合物です。
これはアルカリ成分で出来ているので、酸性の汚れに対して、分解する性質を持ってます。
詳しくは↓のページをご覧頂くとして・・・
石けん百科
おそらく、検索したみなさんが知りたい
使用感と洗いあがりの効果について書こうと思います。
まず、汚れ落ち。
汗をかいた時に着た衣類を当日、もしくは翌朝に洗うのであれば
セスキ酸ソーダだけで十分です。ちゃんと落ちます。
頑固なエリの汚れ、手首部分の皮脂が酸化した部分には
1%水溶液を汚れ部分にスプレーしてから洗うと落ちるそうです。
アルカリウォッシュ製造元の「地の塩社」によれば、水500mlに対して5gの
セスキ酸ソーダ(アルカリウォッシュ)を溶かしたものをスプレー・・・と書いてありますが
うちのダンナはとにかく汗っかきで、1日着ただけでYシャツの首周りが
黒ずむので、10%水溶液でスプレーしてます。
5分ほど経つと、酸化した皮脂がアルカリ成分と中和して汚れが消えかかります。
そして、さらにアルカリウォッシュ入りの(水30lに対して大さじ2杯)の洗濯機へ入れ普通にお洗濯します。
こうすると、すっきり落ちます。
・・・で、何でもそうだと思うのですが、メリットもあればデメリットもあるのです。
真っ白のYシャツだと、スプレーした後、エリをこすり合わせて洗わないと
黄ばみが残ります。
なので、もしこすり洗いで生地の痛みを心配される場合は、100円ショップかなんかで
爪ブラシを買ってきて、エリやソデをこすってから洗うと落ちると思います。
ちなみに、インナーシャツなどの綿シャツも同じようにすると落ちます。
ただし、合成洗剤のようにいわゆる漂白剤配合ではありませんので
CMのような真っ白!を求めることは出来ません。
もとの生地の色、になるだけなのをお忘れなく。。。
多分、セスキ酸ソーダを検索される方は、環境問題やアトピーなどの皮膚炎に
関心をもたれていると思います。
ですので、真っ白を求めるがゆえに、ここで普通の漂白剤を使ってしまったら
同じ事になってしまいます。
その場合は、塩素系ではなく酸素系の漂白剤を薄めに使うのも
ひとつの方法だと思います。
これは、塩素のように即効性はありませんが、一晩付け置きするだけで
塩素系と同じ効果が得られます。
セスキ酸ソーダを部分的にスプレーして5分、酸素系の漂白薄め液に一晩付け置き・・・
こうして、翌朝、セスキ酸ソーダだけでお洗濯すれば、ほぼ真っ白になります。
ちなみに・・・私は会社勤めをしているので、平日の洗濯は専ら夜です。
当然ながら夜干しです。
↑に書いたようなことは、わかってはいるのですが、とにかく疲れてめんどくさい。
なので、ダンナには「真っ白のYシャツ」は買いません(笑)
まぁ、歳も歳ですし(30代中盤)真っ白着なきゃ会社に行けないってこともありません。
Yシャツを買うときは、薄めの色合いのカラーシャツを選んでもらっています。
これで、かなり洗濯の手間が省けてるのは言うまでもありません(笑)
(でも、スプレーはちゃんとしてるのでエリ汚れはちゃんと落としてます、念のため(笑))
ついでに言ってしまうと、私は洗濯はソコソコ好きでも
アイロンが大嫌い。
理由はもちろん、めんどくさい。
なので、東洋紡の形状記憶Yシャツを愛用してます。
(通販のニッセンで売ってます)
これ、いいですよー。
汚れも落ち易いし、生地も強い。本当にシワになりにくいです。
汗かきサラリーマンの強い見方です。
私は、Yシャツだけまとめ洗いして、すすぎ→脱水が終わった後
もう一度Yシャツが洗濯層の中でひたひたになるくらいの水を入れ、またびしょびしょにします。
んで、今度は脱水を30秒だけかけます。
そうすると、水滴が落ちない程度にしか脱水されないわけですが
そのままハンガーにかけて干せば、ぴんと張ったYシャツが戻ってきます。
(やっぱりね、形状記憶シャツと言っても、洗濯機の自動脱水5分の前では、シワシワで効果は期待出来ませんな(笑)それが実感です)
・・・話がそれましたが^^;
合成洗剤ではなく、セスキ酸ソーダや重曹を使うのは
ひとえにその分解率の高さと安全性です。
合成洗剤が全て悪ではありませんが、環境を脅かす存在であることだけは事実です。
それならば、少しの工夫で、肌に対しても河川に対しても
より負担の少ないものを選んで使っていくのがいいと思いませんか?
我が家の場合で言えば、私有地であるがゆえに
下水未施設のうちの居住地のトイレを除く排水は真下のどぶ川にたれ流しです。
そしてすぐ近くの大きな河川に流れ込みます。
途中で下水処理場が取水して、汚れを取り除き、また河に戻していますが
その河がきれいかと問われれば、否、です。
河には鯉が放たれていますが、よくもがいていたり死んでいたりする所を見かけます。
無理やり、河がきれいだとニンゲンに思わせるために動物が犠牲になります。
そして、その水は、江ノ島海岸に流れ着きます。
そこで海水浴をしている人たち、これを知ったらどう思うんだろう・・・といつも思います。
セスキ酸ソーダにしろ、酸素系漂白剤(過炭酸ソーダ)にしろ少しの時間で水と酸素に分解します。
また、合成洗剤に含まれる酵素やゼオライトは肌のかゆみの原因になったりもします。
人が便利だと思うものは、環境や人体への影響があったりします。
しかしながら、この現代で、それを全てやめることも出来ません。
そんな時、ニンゲンは治癒を求めて対処療法に走りますが
そうではなく、根本的なところから改善していくほうが得策ではないでしょうか。
根本が解決していなかったら、いくら薬を塗っても飲んでも、その場しのぎにしかなりません。
少しの「手間」ではなく、「工夫」で人体への危険や環境負荷を減らせるのなら
それほどいいことはないように思います。
合成洗剤に限らず、強い化学製品を使うことに
耐性の有る人はいいかもしれませんが、それによって苦しんだり不快な思いを
している人もいます。
環境に負荷を与えないものは、得てしてニンゲンに対しての負荷も少ないはずです。
環境とニンゲンのつながりを断ち切ることが出来ない以上、
真剣に考え、やってみる価値のあることだと思っています。
by moonba-moogle
| 2006-08-10 13:30
| 自然をまもりたい