潜血反応と極度のアルカリ値
2007年 01月 17日
写真はモグがしっこをした後の紙おむつ。
見苦しい画像で申し訳ないが、いつか似たような症状を起こしたケヅメさんのため
血眼で情報を探す飼主さんへ少しでも役に立つことを祈って載せておく。
(っていうか、数年後、2カメが健康で過ごしてくれていることに油断して
急遽、こんなことを引き起こしかねない私のために載せておく;;)
見た瞬間は、野菜の色素が尿に流れ出た「いつもの色素尿」かと思ったが
おむつのフチを見ると、なんかヘンな気がした。
いつもよりも明らかに色が濃い。
写真だと分りづらいけど、血がついているかと思うほどの赤黒さだった。
色素尿は、排出されて時間が経つと濃くはなるけれど
「いつもよりも濃い」と思った。
もう22:00近かったから、病院へ電話をすることもできない。
モグの様子が明らかにおかしければ、そんなことは言ってられないけれど
目もしっかりしてたし、変わったところはないように見えたから
明日にすることにした。
ただ、おしめ自体は臭いはほとんど無かったのだけれど
モグ自身から、少し強いアンモニア臭がしたので
とりあえず、シャワーで軽く洗い流すことにした。
今日はうんぴはしてなかったけれど
念のためにひっくり返して、総排泄孔をチェックする。
なんとなく膨らんでる気がするのだけど、去年、ガス溜まりで診察を受けて
排泄孔チェックしたときと、あんまり見た目の膨らみは変わらなかったから
これは、大丈夫そうだと思った。
ただ、粘膜が少しピンク色に見える。
モグを寝かせてから、おしめに残ったしっこの潜血反応とPh値を調べた。
まずは潜血反応。
Ph値。
ヘモグロビンは出てないっぽい(赤血球は壊れていない)けれど
潜血反応としては陽性と出る。++のところと、変色度合いが同じだった。
そして、Ph値は、極度のアルカリ性。
ということは、アンモニアが多く排出されているということだ。
尿酸の多いしっこは、シュウ酸とアンモニアが大部分を占めることになる。
だから、アンモニアが多く出ているということは
尿路結石とそれによって、尿管内が細菌感染を起こしているということになる。
で、話は少し戻るけれど
潜血反応があった。
でもこれは、通常のしっこでも僅かに出ることはよくあることらしい。
潜血反応があったからって、即、血尿と診断できるものでもないそうで
多くは経過観察となることも多い。
モグのは色が濃いだけで、目視で、はっきりと血と確認できるものではなかったけれど
試験紙で引っかかったということは、通常よりも多く赤血球が出ていることになる。
なので。
結石と、それで尿管傷つけて血が出て、細菌感染もしてる・・・という結論になった。
細菌感染については、尿管の炎症のほかに
原虫が原因のものもあるらしい。
モグはチビのころ、鞭毛系の原虫に悩まされた経験がある。
抗菌剤を処方してもらったけど、免疫も弱かったからなかなか効果が上がらなかった。
やっかいなことに、この鞭毛系原虫は(知りたいひとは、こっそりメールください、検索でひっかかりたくないので。で、こっそりいっぱい来ても書ききれないので、育ててらっしゃるカメさんがモグと似たような症状になった・なっているという方だけに限らせていただきますm(__)m理由はそのメールに書きます)尿道炎を起こすことも結構あるそうだ。
結局、食餌療法で免疫アップを図り、そうしているうちに夏が来て
お散歩での日光浴や、野草中心の食餌になったことで、原虫は治まってくれた。
そもそも原虫とは、駆虫というより抑制するしかないものだから
(カメさんの腸内に常在して、消化を助けるものも多いのです)
いなくなったんじゃなくて、活動が沈静化したような状態になってくれたことになる。
こう書きながらいろいろ思い出すと、この冬から運動不足でガス溜まりを起こし
排泄が停滞、そして引越しでの環境の変化・・・と
免疫が低下する要因はいっぱいあった。
いや、昨日は、「毎日がんばってうんぴしてくれてる」なんて書いたけど
便秘で気張りすぎて、ザラザラ尿酸も無理やり出て
排泄孔を傷つけてんじゃないのか?
とりあえず、明日の朝、病院へ電話をして指示を仰ごうと思う。
杞憂で終われば良いけれど、いや、なんかはあるよな。
それが緊急性が高いかどうかの指示をもらうことにしよう。
結果はまた書きます・・・・・
見苦しい画像で申し訳ないが、いつか似たような症状を起こしたケヅメさんのため
血眼で情報を探す飼主さんへ少しでも役に立つことを祈って載せておく。
(っていうか、数年後、2カメが健康で過ごしてくれていることに油断して
急遽、こんなことを引き起こしかねない私のために載せておく;;)
見た瞬間は、野菜の色素が尿に流れ出た「いつもの色素尿」かと思ったが
おむつのフチを見ると、なんかヘンな気がした。
いつもよりも明らかに色が濃い。
写真だと分りづらいけど、血がついているかと思うほどの赤黒さだった。
色素尿は、排出されて時間が経つと濃くはなるけれど
「いつもよりも濃い」と思った。
もう22:00近かったから、病院へ電話をすることもできない。
モグの様子が明らかにおかしければ、そんなことは言ってられないけれど
目もしっかりしてたし、変わったところはないように見えたから
明日にすることにした。
ただ、おしめ自体は臭いはほとんど無かったのだけれど
モグ自身から、少し強いアンモニア臭がしたので
とりあえず、シャワーで軽く洗い流すことにした。
今日はうんぴはしてなかったけれど
念のためにひっくり返して、総排泄孔をチェックする。
なんとなく膨らんでる気がするのだけど、去年、ガス溜まりで診察を受けて
排泄孔チェックしたときと、あんまり見た目の膨らみは変わらなかったから
これは、大丈夫そうだと思った。
ただ、粘膜が少しピンク色に見える。
モグを寝かせてから、おしめに残ったしっこの潜血反応とPh値を調べた。
まずは潜血反応。
Ph値。
ヘモグロビンは出てないっぽい(赤血球は壊れていない)けれど
潜血反応としては陽性と出る。++のところと、変色度合いが同じだった。
そして、Ph値は、極度のアルカリ性。
ということは、アンモニアが多く排出されているということだ。
尿酸の多いしっこは、シュウ酸とアンモニアが大部分を占めることになる。
だから、アンモニアが多く出ているということは
尿路結石とそれによって、尿管内が細菌感染を起こしているということになる。
で、話は少し戻るけれど
潜血反応があった。
でもこれは、通常のしっこでも僅かに出ることはよくあることらしい。
潜血反応があったからって、即、血尿と診断できるものでもないそうで
多くは経過観察となることも多い。
モグのは色が濃いだけで、目視で、はっきりと血と確認できるものではなかったけれど
試験紙で引っかかったということは、通常よりも多く赤血球が出ていることになる。
なので。
結石と、それで尿管傷つけて血が出て、細菌感染もしてる・・・という結論になった。
細菌感染については、尿管の炎症のほかに
原虫が原因のものもあるらしい。
モグはチビのころ、鞭毛系の原虫に悩まされた経験がある。
抗菌剤を処方してもらったけど、免疫も弱かったからなかなか効果が上がらなかった。
やっかいなことに、この鞭毛系原虫は(知りたいひとは、こっそりメールください、検索でひっかかりたくないので。で、こっそりいっぱい来ても書ききれないので、育ててらっしゃるカメさんがモグと似たような症状になった・なっているという方だけに限らせていただきますm(__)m理由はそのメールに書きます)尿道炎を起こすことも結構あるそうだ。
結局、食餌療法で免疫アップを図り、そうしているうちに夏が来て
お散歩での日光浴や、野草中心の食餌になったことで、原虫は治まってくれた。
そもそも原虫とは、駆虫というより抑制するしかないものだから
(カメさんの腸内に常在して、消化を助けるものも多いのです)
いなくなったんじゃなくて、活動が沈静化したような状態になってくれたことになる。
こう書きながらいろいろ思い出すと、この冬から運動不足でガス溜まりを起こし
排泄が停滞、そして引越しでの環境の変化・・・と
免疫が低下する要因はいっぱいあった。
いや、昨日は、「毎日がんばってうんぴしてくれてる」なんて書いたけど
便秘で気張りすぎて、ザラザラ尿酸も無理やり出て
排泄孔を傷つけてんじゃないのか?
とりあえず、明日の朝、病院へ電話をして指示を仰ごうと思う。
杞憂で終われば良いけれど、いや、なんかはあるよな。
それが緊急性が高いかどうかの指示をもらうことにしよう。
結果はまた書きます・・・・・
by moonba-moogle
| 2007-01-17 02:06
| カメさんの健康